機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX
ぶっちゃけ『劇ナデ』が欲しかっただけなんで、バラ売りされるまで待てば良かったんだろうが、つい魔がさして(笑)。まあ改めて見直したらTV版の私的な評価が変わるかもしれないので淡い期待も込めつつ。
件の『劇ナデ』はこれで3バージョン目*1となる訳だが、その全てを購入しているとは物好きというかなんというか(苦笑)。で、過去の2枚と比べてみると画質・音質ともに(当たり前だが)大幅に向上で非常に満足のいく出来であった。
続いて特典ディスクを見てみる。…多分このまま封印だろう(苦笑)。
そして待望の(?)TV版に手を付ける。何故かディスク7(25・26話収録)から再生する。画質はいい。音もいい。画面密度が低いのはTVシリーズだからまあ仕方ないだろう。でもだからといってやはり話の印象は変わらんかった。やかましい、慌ただしい、この2点に尽きる。
常々他人には、TV版の事を「劇場版のための壮大なプロローグ」と言っているのだが、そのポジションからの脱却はまだまだ難しいらしい(苦笑)。
ディスク内容だけではなく、パッケージについても少し触れてみる。
LDより一回り小さいサイズの三つ折りデジパックに10枚のディスクが並べられている。出し入れしにくいので、早速アマレーの2枚収納ケースに移し替えたけど*2コレクションするには特殊なパッケージは魅力的だが、実用的ではないので、各メーカーは考え直してほしいもんだ。
そのデジパックが透明なスリーブケースに収納されている。表側にはIFSのタトゥー(?)、裏側にはナデシコのエンブレムがそれぞれ銀色でプリントされている。
またデジパックと同サイズのオールカラーブックレットが付属しており、今回のBOX化にあたっての監督やキャストへのインタビューの他、過去の商品に付いていたライナーノーツも再録されている(らしい*3)。
商品としてはソフトも同梱物も非常に完成度が高くて満足いく仕上がりなのだが、価格が若干高いように感じられるのが残念だったりする。リニューアル作業のコスト等を鑑みれば決して高くはないのだとは思うが、同様にスペックアップしているエヴァのBOXが40000円を切っているのと比較したらどうしても…ねぇ(苦笑)。